北陸地方:砂防施設 No.03
  神通川水系砂防工事事務所

たから流路工


1.所在地・・・・・ 岐阜県吉城郡上宝村栃尾、村上、今見、柏当
2.渓流名・・・・・ 神通川水系高原川右支川蒲田川
3.施設名・・・・・ たから流路工
4.施工期間・・・・ 平成1年度〜平成9年度
5.主な諸元・・・・ 流路工延長2,010m、床固工9基、帯工1基、緑の遊砂地2箇所
6.PRポイント・・ たから流路工が位置する神通川上流の蒲田川は、活火山「焼岳」を含む北アルプスを水源としています。蒲田川流域では過去の噴火で貯まっている土砂が広い範囲にわたり残っているため、川底や川岸に貯まった土砂の流出を防ぎ、地域の安全を図るために流路工を施工しました。ここでは、魚に優しい川づくりを目指して魚道や瀬と淵を配置しています。また、流路工の両岸の河原には、地元の上宝村によって親水公園の整備が進められ、多くの観光客に利用されています。
7.主な災害・・・・ 昭和36年6月 梅雨前線豪雨
8.災害状況・・・・ 梅雨前線による豪雨により、流域のいたる所で土石流が発生し、家屋埋没等大きな被害を与えました。



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