1.所在地・・・・・ |
山形県西置賜郡小国町大字長者原 |
2.渓流名・・・・・ |
荒川左支玉川 |
3.施設名・・・・・ |
玉川スーパー暗渠砂防堰堤 |
4.施工期間・・・・ |
平成9年度〜平成12年度 |
5.主な諸元・・・・ |
堤高12.0m、堤長194.0m、堤立積14,300m3、調節量100,600m3 |
6.PRポイント・・ |
玉川スーパー暗渠砂防堰堤は、荒川左支川である玉川中流部の長者原集落より上流約4km区間に計画されている玉川砂防林の最下流地点にあります。スーパー暗渠砂防堰堤としては全国で2例目の施工になります。
玉川砂防林上流部は国立公園内であり、また飯豊登山の玄関口にあたるため登山者も多いことから、環境と景観に配慮した施設としました。
主な特徴は、洪水時の有害土砂を一時的にためて、通常時に無害土砂を流下させる、魚類の移動を妨げない、下流側の勾配を緩くし、上流側の勾配を急にすることで建設コストが縮減される、天端部は通行が可能であることなどです。 |
7.主な災害・・・・ |
昭和42年8月 羽越災害 |
8.災害状況・・・・ |
梅雨前線の停滞により、8月28日〜29日の総雨量は476mm(長者原)を記録し、玉川流域及び荒川下流部において大きな被害を与えました。 |