◆グラフ:今も残る約2億立方メートルの崩壊土砂
立山カルデラ「鳶山崩壊地」の内部
約2億立方メートルの崩壊土砂
11tトラック約2900万台で、ならべると地球を約3.6周することになります。
この土砂量は富山平野一帯を約2mの高さでおおうほどの量になります。
安政5(1858)年の地震などで崩れ落ちた鳶山の土砂を鳶泥というが、その総量は約4.1億立方メートルと推定されています。立山カルデラ内には現在なお約2億立方メートルの鳶泥が残っており、今も常願寺川へ流出し続けています。この残りの鳶泥は、富山平野全体を平均約2メートルの厚さでおおうほど