大町ダムでは、雨の日が多く洪水が発生しやすい毎年6月1日〜9月30日の期間を「洪水期」と定め、大雨に備えてダムの貯水位を下げるほか、各設備の点検や関係機関との情報伝達の確認を行うなど、様々な準備を行っています。
5月23日(土)には、千曲川・犀川流域を洪水から守るため、関係機関や地域住民が参加した千曲川・犀川総合水防演習が長野市篠ノ井横田の河川敷で実施され、大町ダム管理所も訓練に参加しました。
また、演習会場に設けられた大町ダムの展示ブースでは、大町ダム建設の契機となった昭和44年8月の洪水被害や平成18年7月洪水時に実施した発電用2ダム(高瀬ダム、七倉ダム)との連携操作についてなどのパネル展示を行い、ダムの役割を説明しました。
千曲川・犀川総合水防演習の様子

水防演習の全景 水防団員による水防工法(改良積み土のう工)訓練の様子

自衛隊ヘリによるTEC-FORCE隊員輸送訓練の様子 大町ダムによるパネル展示
(TEC-FORCEとは、大規模災害が発生した際、被災地の早期復旧
支援の為に国土交通省が出動させる緊急災害対策派遣隊のこと)
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