2024年1月1日に発生した「令和6年能登半島地震」や9月21日からの「令和6年奥能登豪雨」により、大規模な地すべりや土砂崩落が発生した珠洲市大谷地区。能登復興事務所では、珠洲市大谷地区周辺の地形を「マインクラフト」のワールドデータ上で再現し、『道路を舞台にした"にぎわいづくり"』をテーマとして、これから復旧する将来の道や街並みのデザインを広く募集しました。
・当時のポスターはこちら ※データの配布・作品募集は終了しました。
応募いただいた作品は、2025年11月25日に石川工業高等専門学校の学習専門施設「AI Career Tech Center」と連携し、土木工学や情報通信技術を学ぶ学生たちの視点や感性で評価を行っていただきました。その内容を受け、能登復興事務所にて最終審査を行い、各賞を決定しました。
審査の評価項目
| 的確性 | 作成する場所や構造物がコンテストのテーマに沿っているか。また、土木的視点があるか。 |
| 実現性 | ワールドに作成した構造物を実際に建設する場合、災害復旧の対策方法として現実的なものであるか。 |
| 独創性 | ワールドに作成した構造物にオリジナリティがある。また、未来への希望感や現地条件(奥能登地域の地理的条件)を考慮した作品となっているか。 |
| 景観性 | 実際の土木現場では周辺環境への配慮も欠かせないため、構造物周辺の見た目や細部へのこだわりがあるか。 |
賞の種類と基準
| 最優秀賞 | 総合的な審査結果が最も高かった作品 |
| 優秀賞 | 最優秀賞に次いで審査結果が高かった作品 |
| 土木技術賞 | 特に優れた土木技術的視点が含まれていた作品 |
| アイディア賞 | 独創性、景観性などが高かった作品 |
| チャレンジ賞 | 未来につながる「まちづくり」「みちづくり」を創造した作品 |
・河川の拡幅工事や海岸の自転車専用道路など、実際の能登の復旧・復興計画への理解が深い作品です。
・観光拠点施設や防災施設、公園など、地域・観光など多方面のことが考えられており、今後の復旧の参考になります。
・大谷の地形を利用した工夫がたくさんあり、景観も配慮されています。
鯉のぼりミュージアムは大谷町の鯉のぼりや震災について知ることができる博物館となっている。来場者は大きくそびえたつ巨大鯉のぼりに自作の鯉のぼりを入れることができ、来場者が増えていくごとに巨大鯉のぼりが染まっていく仕掛けとなっている。
独創性な造形の博物館に加え、そこで行うイベントのアイディアまで構想があるのが素晴らしいです。
自然いっぱいの大谷地区を、もっと住みやすくて、もっと遊びに来たくなる街にする為に考えました。山に木を植えて自然を元に戻し、山の上にはリゾート施設を、海岸沿いには新しい街を作りました。世界中の人が訪れるとても魅力のある街にできました。僕も行ってみたいです。
リゾート施設に加え、ハチミツづくりを新しい名産として観光客を増やすアイディアが面白いです。
復興の象徴であり避難所にもなる防災タワーを中心に、地形を綺麗に整え、学校や商業施設、図書館、展望カフェなどを建設。家族全員で協力して制作しました。
巨大な防災タワーをはじめとして、内部まで作り込まれた建物の造形が素晴らしいです。
景色を楽しめる大きなプールをつくりました。屋上には温泉もついていて、温泉につかりながら絶景を楽しむことができます。プールの横には貯蓄倉庫と、たくさんの個室スペース作りました。普段は様々なことに利用でき、災害時にはプライベート空間として利用できます。
災害時を想定していて、平時も有事にも地域の住人を助ける場所になりそうです。
特にこだわったところは、川です。一番最初に作ったけど最後のほうに作り終わって大変でした。最初川だけ作って寂しかったからスイレンの葉や魚をいっぱい使ってにぎやかにしました。ほかにこだわったところは学校です。学校内の噴水や学校を大きくして目立つようにしたり、学校の周りに木や草を生やしたりしてできるだけにぎやかにしました。
病院や学校など人の集まる施設が近くに集まっていて、暮らしやすい街づくりができています。
景色を生かした絶叫タワーをつくりました。絶叫吊り橋、絶叫階段を進むと、素晴らしい展望台にたどり着けます。アクティビティと絶景を組み合わせた、にぎわいスポットになるとよいと思います。
景観を生かしたユニークな施設です。エレベーターのルートも存在する点も配慮があって良いです。
・鉄道(地上&地下)が張り巡らされている街を作った。
・移動は鉄道で、家やお店、遊べる施設まで楽に移動できる。(もちろん車でも移動可能)
・施設は、地震に考慮して、耐震性をつけた。太陽光パネルを設置し、環境にもいい街にした。
・住民を色々な箇所に設置し、賑やかな街を表現した。
・安全面に気を付け、危ないところには柵や注意する人を設置した。
・観光地を増やし、観光客が増えるように工夫した。その近くを鉄道が通るようにも工夫した。
鉄道を中心とした街作りが魅力的です。安全面への配慮が行き届いている点も良いです。
お祭りの屋台をたくさん作りました。
お祭りの雰囲気を出すことで、にぎわいを表現しました。
お祭りをテーマにした観光地はとてもユニークな発想で面白かったです。
小学3年生が作成。
ガラス張りの灯台を作り水を流している(水は火事の消火や飲み水として利用)。
道路を通ると音がして壁が光る。
地下にお店があり、地下への入口を看板で案内している。
斜面を利用して水が流れる滑り台とプールを作成。横には、ウサギと遊べるスペース。
桜の木の上にベンチや池を作成。
花や小麦や木を植えてにぎやかにしている。
車から映画が見られるようスクリーンを設置。
ブランコを作成。
道路でwifiが使える(看板にpassを記載)。
前を通ると光る道路など、人々が楽しむことができる工夫がたくさんありました。
美しい景観と人々の暮らしを考え地形は極力そのままに、災害対策として川や道路は幅を広げ高さを調整、土砂崩れ箇所の対策をしました。また町の中心部に商店街が隣接する防災学習施設や海岸広場を整備し、高台に観光ビジター施設を作り外浦への観光客誘致と地域の人達の暮らしの交わりを考え作成しました。