新潟西道路

計画の意義

 国道116号は、新潟市と柏崎市とを結ぶ主要幹線道路であり、国道8号を補完するとともに日本海沿岸諸都市の地域経済社会を支える基盤施設として、大きな役割を果たしています。また、新潟東西道路は新潟都市圏を東西に横断する高規格道路であり、 新潟市西部と新潟市中心部を結ぶ主要幹線道路として、地域経済や日常生活を支える役割を担っています。

 しかしながら、当該区間(新潟市西区明田から同曽和間)では、田島交差点を中心に慢性的な渋滞が発生しているほか、それを回避するため周辺道路網(抜け道や広域農道)へ通過交通が流入し、地域の生活環境にも悪影響を与えています。

 新潟西道路の整備により、新潟都市圏東西軸の渋滞を緩和し、信頼性の高いネットワークを構築します。また、当該区間の渋滞緩和により、生活道路への抜け道利用が減少し、沿線地域の安全性向上が期待されます。

渋滞状況1

田島交差点付近の慢性的な交通渋滞

渋滞状況2

通学路を通過する車両

事業の概要

路線名 高規格道路 新潟東西道路
一般国道116号 新潟西道路
起終点 起点 新潟市西区明田
終点 新潟市西区曽和
延長 L=4.2km
車線数 4車線(完成) 2車線(暫定)
標準幅員 W=21.0m(2.0+7.0+3.0+7.0+2.0)
構造規格 第3種第1級
設計速度 V=80km/h
事業経緯
平成23年11月11日
都市計画決定
平成31年度
事業化

標準断面図(単位:m)

標準断面図

平面図

阿賀野バイパス平面図

整備により期待される効果

効果1 主要渋滞箇所等で発生している渋滞の緩和
当該区間を4車線化かつ主要交差点を立体化することで、慢性的な渋滞が緩和し、スムーズな走行が可能となります。
効果2 安全な走行環境の確保
現在の国道116号では、交差点の前後で渋滞に起因した追突事故が多発しています。慢性的な渋滞の緩和により、交通事故の減少が期待されます。
効果3 周辺生活道路の安全性向上
国道116号の渋滞が緩和し、適切な交通分担が図られることにより、周辺の生活道路への抜け道利用が減少し、沿線地域の安全性向上が期待されます。

説明会実施状況

事業及び現地作業に関する説明会

設計に関する説明会

※説明資料はホームページ掲載用に編集しています。
(変更の可能性のある設計図面や作業工程は非掲載)