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09/1/8 |
明けましておめでとうございます。
「丑年」の年頭ということで、松本市の牛伏川にあるフランス式階段工です。
牛伏川は、古くは江戸時代よりその水源地が崩壊しており、たびたび災害をもたらしていました。明治に入り、信濃川の土砂堆積による河川改修問題が起き、このため明治18年より内務省土木部による砂防工事が5ヶ年にわたり実施されました。その後、明治31年からは、長野県が牛伏川の砂防工事を受け継ぎ、大正7年に一連の工事が終了しました。
この写真の階段工はフランスのサニエル渓谷の階段工を参考に設計されたことから、フランス式階段工と呼ばれています。 |
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