平成7年1月17日におきた「阪神・淡路大震災」をきっかけに、ボランティア活動や市民の自発的な防災活動について、その重要性が広く認識され、それを市民一般に普及し啓蒙するために 、1月17日を「防災とボランティアの日」として、また1月15日から21日までの間を「防災とボランティアの週間」として定められました。
松本地域では、松本砂防事務所、松本市、松本広域連合、北アルプス広域連合と共同主催で、「防災とボランティアの日」シンポジウムを開催し、本年度も平成19年1月21日(日)にまつもと市民芸術館にて開催する運びになりました。
今回のテーマは「自助の姿勢〜災害において、私ができること、あなたができること〜」をテーマに自助について考えていきたいと思います。
講演では、3人の方に、今年災害があった長野県岡谷市の「平成18年度7月豪雨」についてお話をしていただきます。特に花岡区長の小口さんは、死者7名を出した小田井沢(湊地区)を区域にしており、実際の経験をもとにお話をしていただき、私たちに防災に対する警鐘を鳴らしてくれることと思います。
「災害は忘れた頃にやってくる」よく言われる言葉ですが、まさに今そのときではないでしょうか。
ぜひ沢山の方に見ていただきたいと思いますので、どうぞお越しください。
■とき 平成19年1月21日(日)
■場所 まつもと市民芸術館小ホール・ホワイエ
12時45分から先着100名様に簡易雨量測定器を差し上げます。
12時45分から会場(小ホール)入場
■講演
「平成18年7月豪雨災害」
「平成18年7月豪雨災害の概要」・・・・・・・平松晋也●信州大学 農学部教授
「平成18年7月豪雨が残したもの」・・・・・・小口O明●岡谷市 花岡区長
「これからの災害対策について」・・・・・・・・松本久志●長野県土木部砂防課 技術幹
■パネルディスカッション
「自助〜自らできる減災について〜
【パネリスト】
平松晋也●信州大学 農学部教授
加藤忠義●NPO法人「梓川流域を守る会」事務局長
市民の方
【コーディネーター】
松井美幸●TSBテレビ信州アナウンサー
【コメンテーター】
植野利康●国土交通省 北陸地方整備局 松本砂防事務所長
■特別企画
中学生の「さと山」活動報告会
9時30分から会場(ホワイエ)入場
■同時開催
10時より
「災害時に役立つ応急手当」●松本広域消防局
11時より
「松本地域防災スクール〜災害に備えよう防災講座〜」●松本市総務部総合防災課
■会場展示
「松本市が考える防災対策展示コーナー」
「平成18年7月豪雨写真展」などなど