アルプスSABO NEWS

Date:
2010/12/21
緊急災害派遣対応現地研修会を開催しました。
 松本砂防事務所では、12月13日(月)長野県と合同で緊急災害派遣対応現地研修会を開催しました。
 近年、大規模災害時等に際して、国土交通省では「TEC-FORCE」(テックフォース:緊急災害対策派遣隊)をはじめとし、全国に職員・機材等を派遣して災害復旧に協力しています。また、「土砂災害警戒区域等における土砂災害防止対策の推進に関する法律の一部改正」により、重大な土砂災害が発生した場合に、それらの情報を自治体に提供する責任が国や県に課せられることになりました。
 そこでこの度松本砂防事務所では、長野県および長野県砂防ボランティア協会の全面的なご協力をいただき、同県の地すべり防止区域および急傾斜崩壊危険区域の現場において、専門の講師の指導のもと緊急調査を想定した現地研修を開催しました。

 当日は、松本砂防事務所のほか近隣事務所(千曲川河川事務所、大町ダム管理所、高田河川国道事務所)も参加し、総勢40名を超す研修となりました。研修では現地での調査後、各班毎に手書きのスケッチや写真を用いて調査の所見や対策案等を発表し、講師の助言や指導をいただきました。
 松本砂防事務所では、今後も現場対応能力の一層の向上のため、定期的な研修を計画し災害に備える体制を維持していきます。
調査事前確認
現地調査(地すべり)
現地調査(急傾斜地)
調査結果とりまとめ
調査結果発表
※写真・「File Data」ボタンをクリックすると拡大写真・データを見ることができます。


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