アルプスＳＡＢＯ　ＮＥＷＳ

　１２月５日(日)、松本市奈川川浦地先の赤田沢砂防堰堤周辺において、奈川自然案内人の会の方々が中心となって伐木等の整備活動が行われました。
当日は、積雪がありましたが、日差しもあり冬季にしては比較的良い気候でした。
赤田沢砂防堰堤周辺は、毎年新緑の頃に行われる野麦峠まつりの野麦峠ウォークのルートとなっているところです。
　赤田沢砂防堰堤脇の野麦峠ウォークルート周辺にはヤナギやハンノキ等の樹木がうっそうと繁り、ウォークルートがわからないくらいでしたが、皆さんの熱の入った作業により見違えるくらいになりました。
これにより、赤田沢砂防堰堤完成時(H9.12)に地域の方々によって植樹されたサクラ等の木々が元気よく生長することと思われます。

　奈川自然案内人の会は、奈川の自然を愛し、自らの人生観を豊かにして感性を養い、多くの人々に自然の営みを伝えるインタープリテーションを通じ、自然回帰活動を推し進め、地域の活性化に寄与することを目的とされており、地域の文化・歴史等を広く学び、子どもたちに様々な自然体験を提供すること、自然環境および景観並びに遺構等の保護保全に関することなど、自然をステージに活動するための基盤整備に関すること等を実施されています。

　今回、赤田沢砂防堰堤周辺を整備されるということで、奈川地区における当事務所発注工事の受注者により構成される工事連絡会の方々も参加されました。