アルプスＳＡＢＯ　ＮＥＷＳ

　１１月２５日（木）、松本砂防事務所工事安全対策協議会梓川地区協議会による工事現場の安全パトロールを実施しました。
　　
　安全パトロールでは毎月１回、地区協議会メンバー（工事の現場代理人の方々と松本砂防事務所の担当職員等）で、施工中の工事現場において、作業を行う上で危険な箇所の有無、整理整頓状況、また、緊急時の避難路はきちんと確保されているかなどの項目を点検しています。

　今回は、松本市奈川地区で行っているソグラ沢砂防堰堤林道付替工事、金原砂防堰堤副堰堤他工事、奈川渓流再生工工事と、松本市安曇上高地地区で行っている釜ヶ渕上流護岸他工事の４工事について工事現場を点検しました。
　　
　現場点検後は、現地にて意見交換会を行い、良かった点や今後の改善点等を確認しました。
意見等の一部を以下に記します。
・作業道の路肩明示を行い、視認性を良くしよう！
・緊急時の資機材(油吸着マット等)の保管場所がわかるよう標識を見やすいところに明示しよう！
・吹き流しの設置について、何処が最良な設置場所であるか検討しよう！
・危険予知活動を充実させ労働災害を防止しよう！
・冬期に入り、道路に限らず作業場所においても滑りやすいので足下注意！

　暦は師走。辺りを見回すと山の頂が白くなり、日照時間が短くなってきています。
雪が降る前に工事の進捗を早めたいと気がはやるものですが、今一度心を落ち着かせ、安全第一をモットーに、最後まで無事故無災害を目指し安全対策に努めていきます。