アルプスSABO NEWS

Date:
2010/10/01
焼岳現地調査を実施しました。(焼岳火山噴火緊急減災対策砂防計画検討会)
 焼岳火山噴火緊急減災対策砂防計画検討会では、松本砂防事務所及び神通川水系砂防、岐阜・長野両県が中心となり、焼岳の噴火に備える緊急減災の対策について検討会及びワーキンググループにて検討を進めています。
その検討の中で、実際に焼岳を歩いて現地調査を実施する必要があることが提起され、ワーキンググループメンバーを中心として焼岳の現地調査を実施する事となりました。
 9月29日(水)、ワーキンググループから参加者を募り、焼岳現地調査が実施されました。
当日は岐阜・長野両県及び高山市、松本市ほか多くの関係機関から総勢約40名が参加して、素晴らしい秋晴れのもと調査がスタートしました。調査ルートは長野県側の上々堀沢のスクリーン堰堤を出発点とし、焼岳小屋、山頂を踏査し、岐阜県側に下山するバリエーション豊かなコースです。
終日好天に恵まれた秋空のもと、スクリーン堰堤や上々堀沢上流部の荒廃した状況を調査、山頂では今でも噴気を上げる状況を観察し、振り返ってはるか眼下に広がる上高地及び温泉街を目の当たりにして、緊急減災対策の策定に向け気持ちを新たにし有意義に調査を終えることができました。
出発地の上々堀沢スクリーン堰堤
焼岳山頂を望む
山頂部調査
※写真・「File Data」ボタンをクリックすると拡大写真・データを見ることができます。


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