アルプスSABO NEWS

Date:
2010/09/09
第31回松本市総合防災訓練が行われました
 9月1日(水)「防災の日」に、第31回松本市総合防災訓練が松本市梓川小学校を主会場に行われました。本訓練は、災害発生時の応急対策に関する内容について確認すること、及び市民一人ひとりの防災意識の高揚を図ることを目的として行われました。

 当事務所においては、梓川小学校グラウンドにて土砂災害、土石流災害等の自然災害についてのパネル展示と降雨体験装置の実演を行いました。降雨体験はコンテナ状の装置の中に入り、時間雨量10mm〜180mmを体験して頂くものです。土砂災害の多くは雨が原因で時間雨量20mm以上、または降り始めから100mmを以上の降雨量になったら土砂災害への十分な注意が必要です。時間雨量187mmは昭和57年7月に長崎市で発生した雨量であり、立っていることも困難なほどの状態です。

 当日は、梓川小学校の3年生から5年生までの約400名にも体験していただき、災害の大変さを身をもって感じてもらうことが出来ました。子供達は「前が見えない」「雨粒が痛い」など様々な反応を示し、当日は最高気温が35℃にもなる真夏日ということもあり、はしゃぎながら学ぶことが出来たようです。

 このような災害の疑似体験により、効果的に災害の危険性を感じ、防災意識の向上につながることを期待しています。
@ ヘリからの救助訓練
A 降雨体験の順番を待つ小学生
B 降雨体験中
※写真・「File Data」ボタンをクリックすると拡大写真・データを見ることができます。


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