Date: 2010/09/02 梓川地区協議会管内工事の8月期安全パトロールを実施しました! ![]() 8月26日(木)、松本砂防事務所工事安全対策協議会梓川地区協議会による工事現場の安全パトロールを実施しました。 安全パトロールでは毎月1回、地区協議会メンバー(工事の現場代理人の方々と松本砂防事務所の担当職員)で、施工中の工事現場において、作業を行う上で危険な箇所の有無、整理整頓状況、また、緊急時の避難路はきちんと確保されているかなどの項目を点検しています。 今回は、当事務所高瀬川出張所の職員も参加し、松本市奈川地区で行っている奈川渓流再生工工事と、上高地地区で行っている釜ヶ渕上流護岸他工事の計2工事について点検しました。 現場点検後は、上高地防災情報管理センターにて意見交換会を行い、良かった点や今後の改善点等を確認しました。 意見等の一部は以下のとおりです。 ・ 現場内が雑然としているので作業道の不陸整正、路肩表示や資機材等の整理整頓を実施しよう! ・ 局地的集中豪雨等の異常気象に対応できるよう避難路の確保及び明示をきちんと実施し、避難訓練について も実施しよう! ・ 仮設階段や親綱の点検を行い使用中の保護についてもしっかり行おう! ・ 労働強度が高い作業を行う場合は、より熱中症に注意しよう! ・ 貴重植物の見本掲示があり、環境保護の啓発となり良い取り組みであるので今後も継続しよう! 意見交換会の後は、先般、上高地の上々堀沢で発生した土石流の映像を映写し、参加者全員で土石流の破壊力の怖さを再認識しました。 処暑が過ぎ、山中では夏の暑さが和らいできたこの頃です。しかし、この時期は、台風来襲の一つの特異日にあたっており、暴風や大雨にみまわれることが少なくないといわれています。 気象の変化に細心の注意を払い、最後まで無事故を目指し安全対策に努めていきます。 |
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