Date: 2010/08/03 海外からの研修生が管内を視察しました!!(その2) ![]() 7月28日(水)、台湾からの4名の研修員の皆さんが松本砂防事務所管内の視察に来訪されました。 この取り組みは(社)全国治水砂防協会の協力によるもので、「土砂災害の調査及びモニタリング技術」を研修テーマとして一週間の日程で日本に滞在されるとのことです。 当日は上高地をご案内し、まずは7月12日に焼岳・上々堀沢(峠沢)にて発生した土石流の記録映像をご覧頂いた後、現地を視察されました。 7月12日に発生した土石流は比較的規模の大きなもので、先頭に直径2〜3mの大転石を集めながら凄まじい勢いで流れ下って来たところ、試験設置している「リングネット工」「底面水抜きスクリーン工」によって減勢され、流れを停止させる様子を動画でとらえています。 研修員の皆さんは土石流の迫力ある映像と施設の効果に興味・感心を寄せて頂いたようで、現地でも熱心に観察されていました。 お聞きしますと、台湾も大雨や地震による災害が多く、特に台風の時には日本では記録に無い量の豪雨に見舞われ、大規模な崩壊も相次いで発生しているとのことです。 日・台の技術交流により、双方の自然災害が減少することを望みます。 |
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