アルプスＳＡＢＯ　ＮＥＷＳ

　近年、台風・集中豪雨・地震などにより土砂災害が各地で多発しています。
　また、地球温暖化に伴う気候変動の影響により、極端な大雨の頻度の増加や熱帯低気圧の強度の増大等による土砂災害の増加、激甚化が懸念されています。
　国土交通省では６月を『土砂災害防止月間』とし、土砂災害に関する防災意識の普及、警戒避難体制の整備等を促進するため、一人一人が防災意識を持ち土砂災害を防ぐために様々な取り組みを実施しています。
　松本砂防事務所では、土砂災害防止月間中に以下の行事を予定しています。

○土砂災害危険個所合同巡視の実施
　国、県、市町村の防災担当者で実際に土砂災害危険個所や工事現場など現地を合同で巡視することにより、土砂災害や砂防事業に対する再認識、現場の状況の共有、情報連絡体制の再確認をはかり、災害時等には適切な対応がとれるようにします。

○上高地砂防公開セミナー
　６月１２日（土）松本市安曇上高地において、上高地の自然や地形、過去の土砂災害や砂防事業の紹介をまとめた砂防パネル展、立体映像による土石流体験、模型を使った土石流実験など（予定）によるセミナーを開催します。