アルプスSABO NEWS

Date:
2010/06/03
信濃川・姫川水系砂防工事促進期成同盟会総会が行われました。
 
 5月17日(月)信濃川・姫川水系砂防工事促進期成同盟会の平成22年度総会が松本市内において同盟会に加盟する自治体の市長・村長をはじめ会員の方々が出席され開催されました。開催にあたり会長である牛越徹大町市長が「本地域は北アルプスの3,000m級の山々から一気に流れ下る急峻な河川を有し、一帯は脆弱な地質上にあり、いたるところに大規模な崩壊地を抱え、土砂災害や洪水の危険に不安を抱きながら生活をしている。昨年7月の集中豪雨により発生した、山口県防府市の土砂災害では、特別養護老人ホームを土石流が襲うなど、14名の方がお亡くなりになるという痛ましい災害が発生している。当地域では山岳渓流を数多く抱え、同じような惨事がいつ発生しても不思議ではない。このような状況下、治山治水事業の促進、啓蒙を目的とする本会の活動の更なる前進を図ることは大変意義深い事である。」と述べられたそうです。
総会では、昨年度の事業報告、今年度の事業計画などが承認され無事終了したとの事です。

 
本地域は過去何度も土砂災害に見舞われている地域です。松本砂防事務所ではこの地域に住まわれる方々の安全・安心を守るためこれからも努力してまいります。引き続き皆様方のご理解とご協力をお願いいたします。

写真:同盟会事務局 
会長の牛越大町市長 
総会のようす
※写真・「File Data」ボタンをクリックすると拡大写真・データを見ることができます。


アルプスSABO NEWS一覧へもどる