アルプスSABO NEWS

Date:
2010/05/26
土砂災害対応演習を実施しました
 5月18日(火)梅雨時期を控えて土砂災害等の自然災害に備えて土砂災害対応演習を実施しました。

 9:00に高瀬川雨量観測所で指定雨量の80mmを超える87mmに達し、さらに強い雨が予想され警戒雨量100mmに達すると予想されるため、9時05分に松本砂防事務所支部が注意体制を発令したという想定から開始されました。
 10時には、警戒雨量100mmを超え連続雨量が115mmに達し、今後もさらに強い雨が予想されることから10時05分に支部体制を警戒体制に移行し、さらに信濃川水系鹿島川支川小ゴ沢において土砂崩れが発生し河道内への土砂流入が確認され河道内閉塞による二次災害の恐れがあるため11時59分には非常体制に移行する、という内容で演習は進められました。
 河道閉塞の応急復旧工事としては、鹿島川本川に崩壊土砂が流出することを想定し、下流にある砂防堰堤に6,000m3のポケット(容量)を無人バックホウによる土砂掘削で確保し、下流域への影響を最小限にするための工事が行われたという内容で演習をしました。

 これから本格的な梅雨の季節を迎えるにあたり、実際起こりうる土砂災害に備えて、職員相互の災害対応能力向上を目指した訓練となりました。 
  
土砂災害対応演習の様子
※写真・「File Data」ボタンをクリックすると拡大写真・データを見ることができます。


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