アルプスSABO NEWS

Date:
2010/05/7
【地域の話題】第31回塩の道祭りが行われました!
 5月3日から5日の3日間、第31回塩の道祭りが小谷村(3日)、白馬村(4日)、大町市(5日)で行われました。
 塩の道とも呼ばれる千国街道は糸魚川と松本を結び、塩や麻などの物資が運ばれ、庶民の生活を支える重要な道でした。また、「敵に塩を送る」という、越後の上杉謙信と甲斐の武田信玄との故事でも知られる街道でもあります。
塩の道祭りでは、この古の道を歩くことによってかつての庶民の暮らしに思いをはせるとともに、芽吹きと季節の花の咲く山里に触れて、心身ともにリフレッシュすることができます。
 第31回を迎えた今年はいずれの日も晴天に恵まれ、大勢の人が参加しました。
小谷村は昨年と同様の下里瀬から栂池高原までの約9kmのコース、白馬村は白馬落倉自然園から白馬グリーンスポーツの森までの約9kmのコース、大町市は山麓道中(約10km)と湖畔道中(約11km)の2コースがあって、どのコースもだいたい半日ほどで十分に歩き通すことができます。また、コースの途中では地区の方々からのお茶や漬け物等の振る舞いもあって、これを楽しみに訪れるリピーターも多いと聞きます。
参加された方々は、穏やかな春の日差しの下、爽やかな汗をかきながら、春の散策を楽しんでいました。

  
春霞のかかる北アルプスの山々
桜の下を練り歩く
塩蔵と馬
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