アルプスSABO NEWS

Date:
2010/04/15
松川第18号床固工護床工工事が完成しました!!

 平成21年12月から工事を行っていました「松川第18号床固工護床工工事」の完成検査が平成22年3月26日に行われ、無事完成となりました。  
この工事は、白馬村松川の下流側の姫川との合流点付近に位置する「松川第18号床固工」の前面が流水により掘られないようにするための護床工を施工する工事であり、姫川・落田経常JVさんが施工されました。今回施工した護床工には松川の現地の巨石を使用し、景観・自然環境に配慮しています。
工事にご協力いただきました皆様、ありがとうございました。

 「松川第18号床固工護床工工事」の現場代理人の田中諭さんよりコメントが届きました。
 当工事は12月初旬から3月末までに、左右岸に護床ブロックと下流プールの設置及び16tブロックの移設を行う工事でありましたが、護床ブロック最終打設の呼び強度の発現を待って仮締め切りを解放するには、本体工事に要する工期は2カ月程度しかなく、工事に取り掛かった当初は、「本当に工期内に工事を完成することができるのだろうか?」と監理技術者の内山共々大変心配しました。  
 重量物(16tブロック)の移設があるため、120tクレーンを常用として使用したため、冬でもありクレーン災害に関する安全管理が大変危惧されるところでしたが、作業員とクレーンオペレーターの安全意識が高かった事もあり、些細な事故も1件もなく竣工を迎えられました。無事故で竣工が迎えられると言う事が、現場を担当する者として本当に“良かった”と思える瞬間です。
 最後に、今後のすべての工事が無事故で竣工が迎えられることをご祈念いたしまして終わりにしたいと思います。
ブロックの移設作業
植石作業
設置完了
※写真・「File Data」ボタンをクリックすると拡大写真・データを見ることができます。


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