アルプスSABO NEWS

Date:
2010/01/29
梓川出張所管内工事の1月期安全パトロールを実施しました!
 平成22年1月27日(水)の13時00分から15時30分にかけて、梓川出張所担当工事の1月期安全パトロールを実施しました。
 参加者は、各工事の現場代理人6名の他、事務所から神野事務所長、村松用地課長、古山専門官ならびに出張所関係職員を加えた計14名で、2箇所の工事現場をパトロールしました。
 まず1箇所目は、奈川の支流であるソグラ沢で砂防えん堤整備のために既存の林道を付け替えている工事現場をパトロールしました。
 2箇所目は、奈川本川に設置されている金原砂防えん堤の補強工事現場で、本えん堤からの落水によって水叩き部が損傷を受けたため、現在、副えん堤と側壁を整備しています。併せて、本えん堤の漏水対策も実施している工事現場です。
 また、残念ながら工事事故が発生してしまった現場にも立ち寄り、事故状況の確認も行いました。
 現場パトロール終了後、梓川出張所におきましてパトロール結果の検討会に入り、参加者全員から意見等を出していただきました。
 その中のいくつかを紹介させていただきますと、
@運搬路のスリップ防止対策として、砂がまかれていたのが良かった。
A斜面に枯木があり、傾いているのもあるので、倒木する前に切った方が良いのでは。
B枠組足場の渡り口に段差があり、つまずく恐れがあるので段差を解消した方が良い。
C川の水量が多いため落水の音が大きく、合図等が伝わりにくいので注意が必要。
D掘削斜面に浮き石があるので、安全ネットをかけた方が良い。
といった意見が出されました。
 神野事務所長からは、奈川も積雪があることから足場には気を付け、また、金原は日陰なので凍結しやすいことと、事故は本当に些細なことで起こってしまうので、細かな点にも気を配ってもらいたいとの注意点を述べていただきました。
 最後に、今回発生してしまった事故と類似するような事故を絶対発生させないことを確認して終了しました。 
ソグラ沢の現場事務所前で工事説明を受けている様子
金原砂防えん堤補強工事現場でのパトロール状況
梓川出張所での検討会の様子
※写真・「File Data」ボタンをクリックすると拡大写真・データを見ることができます。


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