アルプスSABO NEWS

Date:
2009/12/03
浦川根固工製作据付工事が完成しました(続報)!!
 平成21年11月25日に完成検査が行われ、無事完成となりました「浦川根固工製作据付工事」を担当された株式会社北野の現場代理人の深澤敦さんより以下のコメントが届きました。

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 スッキリしない天気が続く7月から本格的な作業が始まり、11月25日に無事完成する事が出来ました。
無事故、無災害で何事もなく無事竣工できましたのも姫川出張所の皆様のご指導や工事関係の皆様の安全に対する取り組みのおかげだと感謝しております。今回は施工に当たっての経過を簡単に説明させて頂きます。

 当現場は浦川橋より下流にある、浦川4号砂防堰堤と浦川5号砂防堰堤の間での作業と来馬河原でのブロック製作作業となりました。浦川は右岸側から搬入する為の工事用道路の取り付けから始まり、土砂締切作業を行いました。4号堰堤と5号堰堤の距離は約300mあり、7月中はなかなか梅雨も明けず、これだけでもかなりの時間がかかってしまうんじゃないかと少々不安もありましたが工程通り作業が進み安心しました。

 8月上旬頃からコンクリート擁壁工の作業に入りました。今回は一昨年の傳刀組さんが施工したのと同じタイプの玉石型の化粧型枠を使用しました。化粧型枠を上へスライドしながらの作業だったので足場の確保に注意しながら作業になりました。

 9月3日に「キャンプ砂防」で4名の実習生が当現場に体験学習で来て頂きました。
コンクリートの品質管理とバイブレーターを使用し実際に体験してもらいました。バイブレーターのスイッチを入れたら皆さんちょっとびっくりしてましたね^^
      
9月末から10月上旬にかけて根固めブロックの運搬・据付け作業になりました。重量物を取り扱う作業なのでかなりの緊張感を保ちながらの作業になりました。作業員の方には目立つようオレンジの蛍光色のベストを着てもらい、オペレーターが作業員の位置を確認し易いようにしました。ブロックの運搬中はトラックの荷台が滑りやすいので、古タイヤを荷台に置いて滑り止め防止に役立てました。
               
 据付作業が完了した後、土砂締切と工事用道路の撤去作業を行いました。最後まで気を抜かず作業を行ってもらい工期にもゆとりを持ちながら無事完成する事が出来ました。

 最後になりましたが、これから雪が降り、工事を行うには困難な時期になりましたが、工事関係の皆様が無事故、無災害で工事を完了して頂きたいと思います。
キャンプ砂防の様子
オレンジベストの着用
古タイヤの使用
※写真・「File Data」ボタンをクリックすると拡大写真・データを見ることができます。


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