アルプスSABO NEWS

Date:
2009/11/26
梓川出張所および建設専門官工区の11月期安全パトロールを実施しました!
 平成21年11月25日(水)の9時30分〜16時にかけて、梓川出張所および建設専門官工区の11月期安全パトロールを、各工事の現場代理人等10名と事務所工務課長ならびに監督職員等6名の計16名で実施しました。
 今回は、工事の最盛期を迎えております3工事の4施工箇所につきまして現場パトロールを実施しました。
 1箇所目のパトロールは、白骨地区遂通部の斜面崩壊対策工事で、雨水等による斜面の浸食崩壊を抑えるための構造物を設置している工事です。
 2箇所目は、梓川上流部にあります釜ヶ淵えん堤補修他工事現場で、えん堤流水部損傷箇所の補修と、えん堤上部法面の崩壊対策を行っている箇所です。
 3箇所目は、霞沢の資材運搬路を補修する工事で、フトンかごを使った護岸設置作業を行っており、4箇所目は、波田町を流れる黒川の護岸工事で、現在、ブロック積擁壁を施工している現場です。
 現場パトロール終了後、梓川出張所にてパトロール結果の検討会を実施し、改善等を必要とする事項だけでなく、良かった点についても参加者各自から報告をしてもらいました。
 その中の、代表的な意見を以下に紹介します。
@発電機については、どの現場も油受けが設置されていて良かった。
A作業ヤードが狭いので、重機と作業員の接触事故防止対策として、重機の誘導等を適切に実施して欲しい。
B高所作業とならないよう、護岸構造物がある程度の高さまで立ち上がったら、早めに埋め戻しを行った方が安全に作業が出来る。
C床堀箇所上部の重機走行路に玉石があったので、下の作業箇所に落ちないよう処理しておく必要がある。
など、まだ他にも多くの指摘や意見が出されました。
 また、監督職員側からの依頼事項として
・これからは冬場の作業となることから、作業員の動作も緩慢となり、ちょっとしたことで転倒したりハンマーで手を打ったりするので、安全第一で作業されるよう注意喚起等お願いしたい。
・気温の低下が著しくなってきており、現場までの運搬路について、急勾配急カーブ箇所も多いことから、凍結対策を十分実施して欲しい。また、工事車両や通勤車両の冬用タイヤへの切り替えを、指導確認して欲しい。
・現道上等で発生した軽微な交通事故に関しても、監督職員へ連絡を入れていただきたい。
等お願いしました。
 最後に、長野県では新型インフルエンザ感染警報も出されていることから、みなさん健康管理には十分注意を払っていただくとともに、無事故で完成させることを確認して11月期の安全パトロールを終了しました。 
白骨遂通工事現場でのパトロール状況
釜ヶ淵えん堤工事現場でのパトロール状況
波田町黒川工事現場でのパトロール状況
※写真・「File Data」ボタンをクリックすると拡大写真・データを見ることができます。


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