アルプスSABO NEWS

Date:
2009/11/02
平川観察会が行われました!!
 10月16日(金)白馬村で「平川を愛する会」主催による平川観察会が行われました。

 平川は北アルプス連峰の五龍岳・唐松岳を源として白馬村市街地南部を流れる土砂流出の激しい急流河川で下流に大きな扇状地を発達させてきました。
 周辺は過去に幾たびも大きな災害に見舞われてきましたが、昭和37年から直轄砂防事業による整備が行われ、現在では多くの別荘やペンション等が建設され、岸辺は地域の皆さんや来訪者の散策路として利用されるようになりました。

 平川を愛する会は、この砂防事業による整備に合わせ、より親しみをもって接することのできる川にしていくために、行政・企業・専門家等の枠を越え、住民の皆さんが互いに情報交換を行っていくことを趣旨として平成19年に設立された会で毎年検討会や観察会等を実施しています。

 今回の観察会には総勢40名が参加し、晴天の秋空の下、普段一般車では入れない上流の砂防えん堤と道路沿いの自然観察、下流の農地を潤す灌漑用水の取水施設、白馬村上水道の配水施設等の見学と道路沿いのゴミ拾いを行いました。
 
 最後に、参加者の皆さんから五官に感じたことや観察会の感想を話し合い終了しました。
源太郎砂防えん堤の見学
沿道のゴミ拾い
感想を話し合う
※写真・「File Data」ボタンをクリックすると拡大写真・データを見ることができます。


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