アルプスSABO NEWS

Date:
2009/10/23
梓川工区の10月期安全パトロールを実施しました
 平成21年10月22日(木)晴天の中、午後半日をにかけて梓川工区の安全パトロールを実施しました。
パトロールには15名(現場代理人等9名、協議会幹事1名、松本砂防3名、現場技術員2名)が参加し、二つの工事現場を回りました。
 梓川工区では現在、梓川出張所担当工事が8件、建設専門官担当工事2件の計10件の工事が行われています。
 1件目の工事現場は、奈川に設置されている金原砂防えん堤の補強工事で、漏水対策として止水剤をえん堤内部に注入する作業を実施している工事です。
 2件目は、波田町を流れる黒川に護岸を整備する工事で、現在は護岸を施工するために川の流れを一時的に変更するための仮締切擁壁を施工している現場です。
 現場でのパトロールを終えた後、梓川出張所においてパトロール結果の検討会に入り、参加者全員から活発に指摘事項や注意事項等について意見が交わされ、今後の安全活動に大変参考となるものでした。その内の幾つかを以下に紹介します。
@両現場とも整理整頓されていて、良好な作業環境が確保されている。
A金原砂防えん堤では高所作業が、波田黒川では急な斜面の下での施工となることから、飛来落下事故が発生しないよう、足場や斜面の点検を十分に行う必要がある。
B工事現場まで行くのに、両現場とも既設林道を通行することになるので、一般車両や歩行者との接触事故を起こさないよう、車両運転手に注意喚起する必要がある。さらに、道幅が狭く険しいため、路側注意等の看板を要所要所に配置することや、林道の異常箇所点検を十分行う必要がある。
など、他多数の貴重な指摘や意見が出されました。
 最後に、これから寒さが厳しくなってくるので、新型インフルエンザ対応や寒さ対策を図って、年度内無事故を達成できるよう、会員相互で努力することを誓って終了しました。 
金原砂防えん堤でのパトロール状況
波田黒川工事現場のパトロール状況
パトロール後の検討会の様子
※写真・「File Data」ボタンをクリックすると拡大写真・データを見ることができます。


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