アルプスＳＡＢＯ　ＮＥＷＳ

　北陸地方整備局では、安全管理体制の整備及び労働災害防止対策の具体的活動の定着を図り、工事の安全確保を目的に平成元年度より９月の第４週を「建設労働災害防止週間」と定め、各種の取組を行っています。この活動の一環として松本砂防事務所においても、9月30日（水）松本文化会館において「平成21年度松本砂防事務所建設労働災害防止大会」を工事等請負者、発注者、協議会役員など64名出席のもと開催しました。　　　　　　　　　　　　　　
　
　大会では、最初に協議会長である松本砂防事務所長の挨拶のあと、大町労働基準監督署の労働衛生専門官佐藤幸男様よりご挨拶と労働安全衛生規則の改正についてと労働災害の事例として振動障害の予防についてのお話などを賜りました。松本砂防事務所の工務課長からは、平成21年における労働災害発生状況について報告がありました。
　請負者からは、工事現場の安全対策の取り組み（大冷資材運搬路法面工その２工事：(株)相模組小池亮氏）の報告がありました。

　続いて今後の工事施工にあたり労働災害の撲滅を目指して募集していたスローガンの選定３作品の表彰（応募数169件）および創和ジャステック建設(株)小池善行氏によるスローガン確認と(株)鷲沢建設宮沢政昭氏による工事安全宣言を採択し閉会となりました。
　
◆安全スローガン
１．ま、いいか！こんな時こそ要注意(（株）相模組　西山義則氏）
１．危険箇所気付いた人が責任者　みんなに知らせて事故防止(金森建設(株)　岡村史生氏）
１．人の輪・知恵の輪・技術の輪　すべてを集めて０災害(大糸･島崎ＪＶ　樋本正行氏）
　
　最後に副会長である(株)相模組代表取締役相模一男様よりまとめの言葉を頂き、今年１年の工事の安全を誓いました。
本大会を契機とし、日々労働災害防止へ向けた不断の努力を行い、建設現場の労働災害ゼロを目指していきたいと思います。