アルプスSABO NEWS

Date:
2009/09/18
■姫川監督官工区の9月安全パトロールを実施しました■
 平成21年9月16日(水)10:00〜16:15にかけて姫川監督官工区の安全パトロールを秋晴れのなか実施しました。
 パトロールは、事務所から参加の藤田工務課長を加えた10名で実施しました。(現場代理人等6名、協議会幹事1名、松本砂防3名)
 現在、姫川監督官工区では6件の工事を契約しており、全ての工事で進捗を高めるため鋭意施工中です。今回パトロールを実施した箇所は、大所第11号下流砂防えん堤その3工事、大所第2号砂防えん堤補修工事、中股第3号砂防えん堤資材運搬道路工事、小滝第1号砂防えん堤工事の4箇所でした。
 中股第3号砂防えん堤資材運搬道路工事箇所のパトロールの際には、さる8月31日に執り行われた小倉明神の薙鎌祭(12年に一度執り行われる)で御神木に打ち込まれた薙鎌を見学するとともに、各工事の安全祈願を行ってきました。
 パトロール実施後、姫川監督官詰所において反省会を行い、パトロール結果について各自から報告をしてもらい、各現場の安全管理に役立ててもらいました。参加者からは以下の指摘等がありました。
@各現場とも先月に引き続き現場内が整理整頓されており、綺麗な現場で作業が行われている環境にあることから、事故発生要因の低減に繋がっている。
A安パト実施にあたり、移動する際に使用する車を少なくするため乗り合わせて3台に集約していたことは、移動時の交通事故や林道通行時の落石等に遭遇する確立を低くすることに繋がることから、大変良かった。
B現場内に設置されている安全看板等が大きく、見やすくて良かったので参考にしたい。
C安全掲示板の作業主任者の明示に関わって所属会社名も記載してあるのが良かった。
D確実な車止めの設置、ワイヤー点検の徹底、梯子等昇降設備の確実な固定、頭上注意等注意喚起看板の確実な設置を行う。
E溶接作業時には安全防具を確実に身につけて作業を行う。
F避難経路の確実な明示
G掘削斜面下等通行時の安全確保対策の徹底
H法面監視員に対して椅子を設置するなどして監視環境の充実を図ること。
I各現場の工程は厳しく大変ではあるが、現場代理人並びに監理技術者は余り表に出さず、「どーんと構えた態度」に心がけ、作業員と対応して欲しい。
 最後に、来月の安パトの実施日の確認(10月21日(水)予定)と今後は台風の接近・上陸に伴う豪雨が予想されるので天気予報や気象情報をこまめに入手して無事故・無災害で工事を進めることを確認して全日程を終了しました。
小滝1号の現場パトロール状況
御神木に打ち込まれた薙鎌を見学する様子
反省会の様子
※写真・「File Data」ボタンをクリックすると拡大写真・データを見ることができます。


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