アルプスSABO NEWS

Date:
2009/09/10
キャンプ砂防2009in松本が終了しました。
  8月31日(月)から9月4日(金)までの5日間に亘り全国から4名の大学・大学院生の参加により実施された「キャンプ砂防2009in松本」が終了しました。
「中山間地域の暮らしや砂防の役割」をテーマに様々な体験メニューで実施されました。

1日目  開講式・松本砂防事務所の概要の講座
2日目  焼岳登山と上高地における砂防事業見学
      焼岳の荒廃状況の調査や上々堀沢ワイヤネット砂防えん堤を見学しました。
3日目  松本市奈川地区において中山間地域の暮らしを体験する農林業作業体験、郷土食作り体験や地元住
      民の方々との防災座談会を行いました。
4日目  小谷村浦川で行われている「浦川根固工製作据付工事」の現場においてコンクリート打設、コンクリート
      の品質管理など砂防工事現場体験を行いました。
5日目  体験発表会で発表しました。


参加学生の感想(レポートより)
・実際に現場を見学した際に、地すべりなどの崩壊箇所が多く見られ、また砂防えん堤も多く見られました。見学した砂防えん堤も大規模なものから小規模なものまでいくつか見学しましたがそれぞれが役割を持って存在しているのが感じられました。
・焼岳登山では、キレイな景色と辛かった山の上り下りと初めてちゃんと頂上まで行ったという経験は忘れることができません。
・土砂災害を防ぐ構造物やそれを造る人々の姿を見て、スケールの大きさに圧倒されまた、働く人々の姿が素敵だった。
・砂防への関心を持ってもらうためにもキャンプ砂防のような体験をもっと増やし災害の猛威や砂防の大切さを伝えてもらいたいです。
焼岳の登山
松本市奈川地区の方々から災害のお話をお聞きしました
砂防工事現場作業体験
※写真・「File Data」ボタンをクリックすると拡大写真・データを見ることができます。


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