アルプスSABO NEWS

Date:
2009/08/20
姫川監督官工区の8月安全パトロールを実施しました!!
 平成21年8月19日(水)13:00〜17:00にかけて姫川監督官工区の安全パトロールを快晴のなか実施しました。
 出席者は、上越労働基準監督署関口地方産業安全専門官、工事関係者10名(現場代理人6名、協議会幹事1名、松本砂防3名)の計11名でした。
 現在、姫川監督官工区では7件の工事が契約済みとなっていますが、そのうちの1件は現場施工完了、2本は準備工段階で現場への乗り込みがされていないため、小滝第1号砂防えん堤工事、大所第11号下流砂防えん堤その3工事、大所第2号砂防えん堤補修工事、大所第1号砂防えん堤補修その2工事の4箇所のパトロールとなりました。 
 パトロール実施後は姫川監督官詰所において反省会を行い、関口地方産業安全専門官からは以下の指摘等がありました。
@4工事の現場ともに大きな問題点は無かった。
A今月のワイヤー点検色は「白」で点検はされているが、傷んでいるものが見受けられたの再点検を実施して欲しい。
B護床工の上でコンクリート締切の型枠組立作業が実施されていたが、護床ブロック間に隙間が42cmあり、更に高さが2mもあるため、通路部の明示や資材の置き場等を明確にして、転落・落下対策を行う必要がある。
C河道内で重機作業を行っている現場が2工事あったが、重機足場の確保を確実に行うこと。
Dトラック荷台に破断したワイヤーが載っていたのを見受けたが、許容以上の荷重が加わった事によると思われるので、各現場共に許容以上ものを吊らないように注意して欲しい。
E上越労基署管内で建設業における死亡事故は7月末現在で1件発生(車輌が路肩から転落し、シートベルト未着用のため死亡)している。林道等通行時は路肩に注意して欲しい。
Fまた、建設業における7月末までの労働災害発生件数は32件(昨年37件)で、墜落・転落事故が多い。
G各現場ともこれから工事の最盛期となると思うので、安全管理を徹底して無事故・無災害で工事を完了して欲しい。
 その他の参加者からは以下の指摘がありました。
@避難場所の明示がされていない現場があった。
A作業主任者の明示がされていない現場があった。
B林道の路肩ギリギリにタイヤ痕があったので、各現場とも路肩に近づかないよう徹底を図る必要がある。
Cこの時期はうるり(ブヨ)が現場に大量に発生するため、作業に集中できない事が多くあると思うので十分注意をして欲しい。また、車の中にうるりが進入した場合も運転に注意が必要である。
 最後に、来月の安パトの実施日の確認(9月16日(水)実施)と今後は台風の接近・上陸に伴う豪雨が予想されるので天気予報や気象情報をこまめに入手して無事故・無災害で工事を進めることを確認して全日程を終了しました。
小滝第1号砂防えん堤箇所
作業内容の説明を受ける様子(大所第2号)
反省会
※写真・「File Data」ボタンをクリックすると拡大写真・データを見ることができます。


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