Date: 2009/07/31 平川・松川砂防工事促進期成同盟会総会が開催されました ![]() 7月29日、平川・松川砂防工事促進期成同盟会が白馬村役場にて開催されました。 開催にあたり、会長である下川正剛村議会議員が、「かつては平川・松川がよく氾濫していた。直轄砂防事業が行われるようになった結果、我々は安心して暮らせるようになった。大雪渓の崩落や姫川の河床低下も発生しているが、地質的にも脆い土地なので、更なる砂防工事をお願いしていくとともに、砂防工事の重要性も知って貰うのも大切だと考える。」と挨拶されました。 引き続き来賓として太田紘熙白馬村長が挨拶され、「今年は空梅雨と思っていたが、梅雨明けしたというのにその後雨が降り続いている。先週来の雨で山口や北九州で災害が相次いでいるが、ここ白馬村は近年土砂災害が無くなっているのは、砂防のおかげだと感謝している。「はじめに砂防ありき」の言葉の重みを感じている。平川流路工では地域の要望を取り入れながら取り組んで貰っているし、私どもも砂防事業が円滑に進んでいけるよう努力していきたい。」と述べられました。 総会では昨年度の事業と決算の報告に続き、今年度の事業計画と予算が無事承認されました。10月には立山砂防の現地視察を行うそうです。 今年は役員改選の年にあたり、新会長として横田孝穂村議会産業経済副委員長が選任されました。 総会の後、神野松本砂防事務所長が今年度の姫川水系の砂防事業の工事の概要と「里山砂防」の考え方等について講演を行い、更に平川渓流再生工と姫川大出床固工群の工事現場の視察をしました。 平川・松川砂防工事促進期成同盟会のこれからの活動を通じて、白馬村の方々に砂防事業へのご理解が広がっていくことを期待しています。 |
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