アルプスSABO NEWS

Date:
2009/07/29
平成21年度 公共工事発注機関連絡会議が開催されました!
 平成21年7月28日(火)13:30〜15:45にかけて上越労働基準監督署が主催する平成21年度公共工事発注機関連絡会議が能生マリンホール(糸魚川市)で開催されました。 本会議の目的は、建設業における労働災害防止対策の推進に向けて公共工事発注機関と労働基準行政を担う労働基準監督署が連携を図り、「墜落・転落」をはじめとする重篤な災害の発生を防止するために開催されているのもです。会議には20の公共工事発注機関から36名が参加しました。
 会議の冒頭、主催者を代表して大島上越労働基準監督署長より「平成20年度の上越労働基準監督署管内での労働災害における死亡者は4名(爆発2名、転落1名、墜落1名)であった。災害復旧工事に関わっては、自然とケンカしないように対応して欲しい。労働災害防止のためには、常に現場・気象などの情報を的確に把握して対応することが重要である。建設業における労働災害で一番多いのは「墜落」である。いわゆる繰り返し災害で、規制の強化などを行っても減少させることができない状況にある。長梅雨で担当されている現場は大変であるが、管内での労働災害ゼロに向けご協力をお願いしたい。」との挨拶がありました。
 続いて、宮島安全衛生課長より建設業における労働災害発生状況、第11次労働災害防止計画等の説明がありました。
 次に、関口地方産業安全専門官より6月1日から施工された足場等に関わる労働安全衛生規則の改正内容の説明、発注者の安全配慮義務及び工事発注に当たっての配慮事項の説明がありました。
 最後に、参加した各発注機関より安全衛生確保に向けた取り組み状況の報告が行われ、無事故・無災害で工事が完了することを参加者全員で確認し会議を終了しました。
会議開催にあたって挨拶をされる大島上越労働基準監督署長
会議の様子
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