アルプスＳＡＢＯ　ＮＥＷＳ

　７月１日午前１１時より上高地バスターミナル横にある「山に祈る塔」の前にて、北アルプス南部地区山岳遭難防止対策協会（会長　菅谷昭松本市長）主催による慰霊祭が行われ、ご遺族や関係者等約８０名が参加しました。
　この慰霊祭は毎年この日に行われているもので、昨年６月からの１年間に北アルプス南部地区の山で遭難して亡くなられた方々の御霊を弔い、併せて今年の山岳事故防止を祈念するものです。
　「山に祈る塔」は昭和３７年に建てられ、塔内には山で遭難された方々の名前を刻んだ銅板が納められています。今年は新たに５名の名前が加えられました。
　主催者の菅谷松本市長の挨拶の後、ご遺族の代表の方から、二次災害の虞のある中、遭難者救助にあたった方々に感謝する旨のご挨拶もありました。
　昨年北アルプス南部地区の山で亡くなられた１２名の方々のご冥福を心からお祈りするとともに、今シーズンの山の安全を祈願したいと思います。