アルプスSABO NEWS

Date:
2009/06/26
姫川監督官工区の6月安全パトロールを実施しました!
 平成21年6月25日(木)13:00〜17:00にかけて姫川監督官工区の安全パトロールを実施しました。当日は梅雨もいっぷくし、晴天の汗ばむ陽気でした。
 パトロールは工事関係者6名(現場代理人3名、協議会幹事1名、松本砂防2名)と上越労働基準監督署から宮島安全衛生課長に参加して頂いて行いました。
 実施箇所は5月の安パトと同じ小滝川資材運搬路補修工事、大所第11号下流砂防えん堤その3工事、大所第1号砂防えん堤補修その2工事の3箇所で、パトロール実施後は姫川監督官詰所において反省会を行い、参加者各自から改善点等について報告して頂き、現場の安全管理の徹底を図りました。
 労働災害防止の専門家の立場である宮島安全衛生課長からは以下の点について指摘がありました。
@工事安全看板に熱中症対策としての温度計・具体的対策内容が明記されており大変良いが、交通誘導員に対する熱中症対策や休憩の確保の関係が疎かとなるので忘れずに対応して欲しい。
A工事施工箇所はもとより、資機材運搬路として利用する林道も含めて落石・崩壊等に十分注意して欲しい。
B改正された足場等に関わる労働安全衛生規則が6月1日より施行となっており、その内容に照らした場合、幅木設置の一部に不備が見られるので改善して欲しい。
C地山掘削、足場等の作業主任者を掲示する際には、氏名と職務内容を作業場の見やすい所に掲示することとされており、その内容に照らした場合、職務内容の掲示がされていない現場があるので改善して欲しい。(氏名のみ掲示となっている)
 工事関係者からは以下の点について指摘がありました。
@各現場とも整理整頓がされている。
A段差部分は注意喚起の点からコーンの設置が望ましい。
B索道設置付近の立入禁止対策の徹底や整理整頓を行うとともに、日々の点検を確実に行うこと。
Cステップ階段の踏み幅を確実に確保すること。
Dエアーホースが道路を横断する箇所は確実な保護を行うこと。
E親綱とエアーホースがからみ合わないようにすること。
F電源ケーブルの接続は確実に行うこと。
G通路を横断している排水ホースは歩行に邪魔にならない対策を行うこと。
 最後に、梅雨入りしており天候が急変する場合もあるので河川の増水に十分注意することと、引き続き無事故・無災害で工事を進めることを確認して全日程を終了しました。
小滝川資材運搬路補修工事【法面対策工区】
大所第11号下流砂防えん堤その3工事【足場設置状況の確認】
反省会の様子
※写真・「File Data」ボタンをクリックすると拡大写真・データを見ることができます。


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