アルプスSABO NEWS

Date:
2009/06/01
6月は土砂災害防止月間です。〜みんなで防ごう土砂災害〜
 近年、台風・集中豪雨・地震などにより土砂災害が日本中で頻発しています。平成20年は、6月に「平成20年岩手・宮城内陸地震」や7月には岩手県沿岸北部を震源とする地震などにより、全国各地で約700件の土砂災害が発生し、20名の尊い人命が失われました。今後も地球温暖化が進展し、極端な大雨の頻度の増加や熱帯低気圧の強度の増大等による土砂災害の増加、激甚化が懸念されているところです。
 このことから、国土交通省及び都道府県では6月を『土砂災害防止月間』とし、土砂災害に関する防災意識の普及、警戒避難体制の整備等を促進するため、一人一人が防災意識を持ち土砂災害を防ぐために様々な取り組みを実施しています。
松本砂防事務所では、土砂災害防止月間中に以下の行事を予定しています。

○土砂災害防止月間横断幕設置
松本砂防事務所及び出張所において、土砂災害防止月間中に横断幕を設置し、砂防事業に対する理解を深めて頂くとともに、土砂災害の恐ろしさを知ってもらうためのきっかけにしてもらいます。

○土砂災害危険個所合同巡視の実施
国、県、市町村の防災担当者で実際に土砂災害危険個所や工事現場など現地を合同で巡視することにより、土砂災害や砂防事業に対する再認識、現場の状況の共有、情報連絡体制の再確認をはかり、災害時等には適切な対応がとれるようにします。

横断幕
平成20年度合同巡視の様子
※写真・「File Data」ボタンをクリックすると拡大写真・データを見ることができます。


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