アルプスＳＡＢＯ　ＮＥＷＳ

　平成２１年５月２２日（金）１３：００～１６：１５にかけて姫川監督官工区の工事安全パトロールを実施しました。パトロールには施工関係３社の現場代理人など４名、事務所から姫川監督官他６名が参加し、また、上越労働基準監督署から関口地方産業安全専門官にもご参加を頂き、労働災害防止の専門の立場から現場を確認して頂きました。
パトロール実施箇所は、新潟県糸魚川市で工事中の小滝川資材運搬路補修工事、大所第１１号下流砂防えん堤その３工事、大所第１号砂防えん堤補修その２工事の３箇所で、参加者それぞれが安全体制・保安標識・保安設備・仮設物等の点検項目が記載された点検表に基づいて現場を確認しました。
パトロール実施後、姫川監督官詰所において反省会が行われ、改善点や良かった点について報告が行われました。昇降設備、機械の管理などについての改善意見、良かった点として各現場とも整理整頓されている事、「安全第一」と描いた花文字の花壇を設置している現場があり、作業員の心も和んで良いなどの意見も出されました。
関口安全専門官からは、各現場とも整理整頓が良好である、各現場ともリスクアセスメントが導入されており良い、昇降設備の安全性の確保が不足している、張出し足場の作業床のレベルの違いによるぐらつきの是正等について話がありました。
当日は、２箇所の現場が増水により作業を中止していましたが、これから出水期となることから河川の増水には特に注意して作業をすることを確認してパトロールを終了しました。
なお、今回の安全パトロールには事務所から３名の事務系職員が参加し、新鮮な目で現場をパトロールしました。普段実施されている技術系による安全パトロールでは見過ごしてしまう点や技術系よりも鋭い指摘がされるなど、たいへん意義のある安全パトロールとなりました。今後も機会があれば事務系職員にも参加してもらい、事務所一丸となって工事現場における労働災害の防止に努めて行きたいと思います。