アルプスSABO NEWS

Date:
2009/05/13
土砂災害対応演習を実施!
平成21年5月12日(火)AM9:00〜PM5:00にかけて梅雨時期を控えて土砂災害等の自然災害に備えて土砂災害対応演習を実施しました。
 朝9:00に白馬雨量観測所で指定雨量の80mmを超える89mmに達し、さらに強い雨が予想され、警戒雨量100mmに達すると予想されるため松本砂防事務所支部が注意体制を発令したという想定から開始されました。
 10時には、警戒雨量100mmを超え連続雨量が115mmに達し、今後もさらに強い雨が予想されることから支部体制を警戒体制に移行しさらに11時55分には姫川水系平川の右岸(横沢砂防えん堤下流)において土砂崩落(約4,000m3)が発生し河道内への土砂流入が確認され河道内閉塞による二次災害の恐れがあるため非常体制に移行しました。
 応急復旧工事として、河道閉そくしている箇所を無人バックホゥにより仮水路を確保しさらに下流への被害を最小限にするために4,000m3のポケット(容量)を確保するため土砂掘削を行うというシナリオで実践さながらの検討を行うなど、実際の土砂災害に備えて職員相互の災害対応能力向上を目指した訓練となりました。 
演習の模様1
演習の模様2
演習の模様3
※写真・「File Data」ボタンをクリックすると拡大写真・データを見ることができます。


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