アルプスSABO NEWS

Date:
2009/05/07
「塩の道祭り」が行われました。(その1)小谷村
 かつて物資を運ぶために糸魚川と松本とは千国街道で結ばれていました。いわゆる塩の道です。この塩の道が通過する、管内の小谷村、白馬村、大町市では、5月の連休に「塩の道祭り」が開催されています。このお祭りは早春の古の道を実際に歩いて楽しんでもらおうというもので、今年で30回を迎えました。
★塩の道祭りin 小谷
 塩の道祭りの初日は5月3日で、小谷村で行われました。小谷村のコースは下里瀬(くだりせ)集落から栂池高原までの約9kmです。途中には細い山道があったり、三夜坂や親坂などの坂も多く、ちょっと厳しいコースです。
 この日の参加者は約4000人とのことで、出発前の下里瀬集落は参加者がひしめきあっていました。参加者には昔の旅姿の方もいて、その中にはお代官様に扮した小林村長の姿もありました。また、子連れで参加されている方だけでなく、愛犬を連れている方も結構多く見られました。
 道の途中では小谷村の方々が民謡や太鼓等を披露していたり、お茶や甘酒、山菜料理などを振る舞ったりされており、参加者との間で様々な交流が行われている様子を見かけることができました。また、コース途中にある千国番所跡(千国の庄資料館)や牛方宿もこの日は無料開放しており、立ち寄った参加者が地元の方から当時の様子等の説明を聞いて頷いている姿もありました。
村長もお代官姿で
砂防えん堤の前を通過
畑の文字
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