アルプスSABO NEWS

Date:
2009/02/18
松本検定に砂防に関する問題が出題されました
「松本検定」とは、いわゆるご当地検定のひとつです。松本の歴史や文化、自然環境などを総合的に学ぶことで、郷土に対する愛着や誇りを深めるとともに、この地を訪れる人々に松本の魅力を自信持って伝えることのできる人材を育てるべく、松本検定実行委員会が主催しています。本検定は今年で第3回目となり、去る2月15日に実施されました。
 検定には、小学生以下を対象としたジュニアコース、一般を対象とした基本コース、基本コース合格者を対象とした上級コースの3コースが設けられています。今年は、358人(ジュニアコース34人、基本コース194人、上級コース130人)が受験したということです。基本コースと上級コースは100問、ジュニアコースは50問で、上級コースは80点以上、基本コースと上級コースは70点以上の正解で合格とされています。合格者には、「松本の達人」の認定がされるということです。
 さて、今年の松本検定の基本コースの問題に砂防に関する問題が出題されました。問いは、牛伏川の砂防工事はどこの国の工法を参考に設計されたかというもの。松本市内の施設・建物に関する問題の中の1題で、第58問目にあたります。答は4択式で、@オランダ、Aドイツ、Bフランス、Cイギリスの中からひとつを選ぶことになっていました。
 近代以降、松本市域の歴史や文化を支えてきた砂防事業ではありますが、市民の方々には意外と知られていないというのも事実です。検定の問題という形でも多くの人にその存在を知ってもらうのは実にありがたいことだと思います。
 (ちなみに第58問の答はBです。)
検定の概要
牛伏川フランス式階段工
平成14年に登録有形文化財として登録されました
※写真・「File Data」ボタンをクリックすると拡大写真・データを見ることができます。


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