アルプスSABO NEWS

Date:
2008/12/17
平成20年度 第3回中部ブロックA 現場技術研修会を開催!!
  平成20年12月17日(水)AM11:00〜PM3:30にかけて松本砂防事務所、千曲川河川事務所、高田河川国道事務所の近隣事務所を中部ブロックAとしたH20になって3回目となる第3回現場技術研修会を松本砂防事務所並びに勘左衛門堰き取水樋門改築工事現場(千曲川河川事務所発注)において実施しました。
  この現場技術研修会は、出張所係長を中心とした若手職員を対象に北陸地方整備局管内を近隣事務所を7つのブロックに分けて実施しているもので色々な技術の伝承や現場技術力の向上を図ることを目的に実施しているものです。
  午前中は、松本砂防事務所会議室において研修生、外部支援者、当事務所若手職員、内部支援者など13名が出席し『仮設計画策定における留意点(本堤開削・非出水期)』と題して千曲川河川事務所松本出張所技術係長より工事の概要と工事に対しての留意点の説明がありました。
  又、座学として外部アドバイザーの中嶋勝美氏より本堤開削における仮設計画の留意点について仮締切の@構造形式、A設計対象水位、B仮締切高さ、C仮締切天端幅、D仮締切平面形状、E仮締切取付位置などについて経験を活かして詳しく説明をして頂きました。
  午後は、梓川の長野県安曇野市豊科高家地先の勘左衛門堰取水樋門改築工事現場に出向き現場代理人の方より本工事施工にあたっての『コンクリート構造物の冬季養生などの品質向上対策』や『現道からの工事車両進入路出入り口部の安全対策』などについての説明がありました。
  その後、施工現場に移動して、人家が近いことより振動や騒音を考えてのウォータージェット併用バイブロハンマーで遮水矢板の打ち込み方法や堤防開削を伴う工事であるため、既設堤防と同等な安全度を考えた仮締切の状況及び堤防上を市道として兼用道路として利用している事からの仮締切天端上への兼用道路の切り替え状況などを見学しました。見学中にも各人より色々な質問などがあり皆で話し合いながら実施し意味のある現場技術研修会でした。
松本砂防事務所会議室での座学等の研修の様子
現場代理人からの工事説明の様子
ウォータージェット併用バイブロハンマーによる矢板打ち込みの見学の様子
※写真・「File Data」ボタンをクリックすると拡大写真・データを見ることができます。


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