アルプスSABO NEWS

Date:
2008/11/13
第2回松本砂防出張所等連絡会議を開催しました!
 平成20年11月11日(火)及び12日(水)に松本砂防事務所の出張所と監督官が一同に会して連絡会議を開催しました。
 会議の目的は、平成20年10月に北陸地整企画部が地整HPに掲載した「工事書類の簡素化のポイント」内容の確認と意思統一、入札参加時に提出される技術提案書内容の履行確認の進め方及び発注者内部手続きの統一化、新技術の採用に伴う工事成績採点への反映、姫川管内代表工事の施工状況把握のためで、11日15:00〜17:15が会議、12日9:00〜12:15が現場のスケジュールで行われました。
 工事書類の簡素化では、提出を不要とした書類に関して本会議以降徹底を図る事を確認するとともに、簡素化の必要性や現行ルールの徹底について意思統一を図りました。
 技術提案書の関係では、提案内容の施工計画書への記載、工事完成時の取りまとめ方法、提案内容に変更が生じた場合の手続きについて意思統一を図るとともに、統一様式に基づく履行の確認、工事完成時の発注者内部での履行の有無による工事成績への反映手続きの統一化を図ることを確認しました。
 工事着手後に新技術を採用した場合の工事成績への反映につては、本局技術管理課に再度確認をすることとなりました。
 その他では、姫川地区安全協議会でまとめた現場事務所イメージアップ取り組み事例集の紹介と来年1月末を目処に事務所安全協議会版事例集作成の提案、万一事故が発生した場合に必要となる資料の作成について取りまとめた資料の紹介、緊急時連絡対応訓練実施結果の紹介が行われました。
 会議の最後では、これから降雪期を迎え、各現場厳しい気象条件の下で工事を進めなければならないことから、工程会議や安全パトロール等を通して「安全第一」で施工を進めてもらう事をお願いして行くことを確認しました。また、工事の精算変更にあたっては、まず出張所は、目的物を施工する際に安全・品質・段取り等の為に現地で実施した内容についてしっかり把握して数量を取りまとめ、発注課に渡して精算変更積算に反映してもらう事を確認しました。
 工事の施工状況把握は、葛葉地区付近で実施されている5工事(葛葉山腹工工事、葛葉山腹工法面工その2工事、葛葉下流第1号帯工工事、葛葉第2号上流床固工補修工事、大所第1号砂防えん堤補修工事)について行いました。今年は10月以降も天候に恵まれていることから降雪前に進捗を図るべく急ピッチで施工が進められていました。最後に姫川流域最大の土砂生産源となっている浦川流域に設置されている浦川砂防えん堤の水通し部の激しい摩耗状況を確認し、改めて土砂エネルギーの凄さを実感しました。
 今回の会議は今年に入って2回目(第1回4月開催)で、各出張所等の状況も把握でき大変有意義なものであったことから、今後の業務におおいに役立ちます。よって、今後も必要に応じて開催していきたいと思います。
 
会議の様子
葛葉山腹工法面工その2工事の施工状況を把握する参加者
浦川砂防えん堤水通し部摩耗状況把握する参加者
※写真・「File Data」ボタンをクリックすると拡大写真・データを見ることができます。


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