アルプスSABO NEWS

Date:
2008/10/27
北陸地整第51回出張所長連絡会総会及び平成20年度管内出張所長等会議が開催されました!
 平成20年10月23日(木)〜24日(金)にかけて、第51回出張所長連絡会総会及び管内出張所長等会議が開催されました。
 出張所長等連絡会総会は23日13:00〜15:00の間に行われ、大矢会長(新潟国道新潟維持出張所長)から「組織の最前線で工事監督や維持管理、地元対応等の仕事を担っている我々を取り巻く情勢は非常に厳しいものがあるが、自信と誇りを持って仕事を進めてもらいたい。」との開催にあたっての挨拶がありました。
 総会では、今年度の活動報告並びに会計報告等が行われ、その後、新年度の活動計画、予算等について審議され、最後に新役員の選出が行われました。
 管内出張所長等会議は23日15:00〜17:15と24日9:00〜11:00の間で開催されました。冒頭、吉野局長から以下の内容の挨拶がありました。
@北陸でも老舗と言われる建設会社が破産する状況にあり、公共事業並びに建設業をめぐる状況には厳しいものがある。
Aこのことは、建設産業界のシステム、更には安全・安心のシステムが崩壊していくことに繋がる可能性があり、危機感を持っている。
Bこのため、総合経済対策を盛り込んだ補正予算も成立しており、前倒しで工事等の発注を行う方向とした。技術力に優れ、地域に精通した企業に仕事を受注してもらいたい。
Cまた、発注者と受注者の意志疎通をより図ってもらうため、ワンデーレスポンスを全ての工事で実施することとした。
C最前線で日々、監督・管理・地元対応等でご苦労をかけているが、今後とも宜しくお願いしたい。
 大竹副局長からは「綱紀保持の徹底・健康管理・超勤縮減」、小池企画部長からは「国交省は全国に事務所・出張所を配置して直に地元の方々と接し、現場中心型で仕事を進めており、このような組織は他の組織に無い。」、小山次長からは「現場主義の成果が中越地震の復興である。思い込みで物事を進めると間違いが起こる。目で見て判断することが大事である。」との話がありました。
 地整幹部の挨拶の後、本局からの報告事項として「疲弊する地方の建設業の現状」など15事項についての説明が行われました。
 その後、各ブロック毎の議題(8議題)の発表が24日にかけて行われ、松本砂防が所属する信越ブロックからは「創意工夫の評価について」を森ブロック長が発表し、上原工事品質調整官から「分析がしっかりされている。評価にあたっては現場条件が違うことから、一概に判断する事は難しい。今後の参考にしていきたい。」とのコメントを頂きました。各発表課題とも今後の参考になりました。
 閉会にあたって小池企画部長から、世界のトヨタが基本理念としている内容として「現場にヒントがある!創業時を忘れるな!従業員が大事である!」を紹介し、我々が仕事をして行くうえでは「ホウレンソウ(報告・連絡・相談)が大事!何事も組織で対応していく!」を基本において仕事を進めてもらいたい。今回の発表課題を単に発表だけに終わらせず、1歩でも2歩でも前進するようにして行きたいとのまとめの挨拶がありました。 
出張所長連絡会総会の様子
吉野局長の挨拶の様子
信越ブロック課題発表の様子
※写真・「File Data」ボタンをクリックすると拡大写真・データを見ることができます。


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