アルプスSABO NEWS

Date:
2008/10/22
姫川地区安全協議会の10月安全パトロールを実施しました!!
 平成20年10月22日(水)10:30〜17:00にかけて、好天の秋空のもと、姫川地区安全協議会の安全パトロールを実施しました。パトロールは姫川地区安全協議会員12名と事務所から松本(技)副所長、藤田品質確保課長の14名で行いました。
 パトロール対象工事は、姫川監督官工区が5工事(中股第3号砂防えん堤資材運搬道路工事、大所第11号下流砂防えん堤その2工事、葛葉山腹工工事、葛葉山腹工法面工その2工事、大所第1号砂防えん堤補修工事)、姫川出張所工区が2工事(葛葉下流第1号帯工工事、葛葉第2号上流床固工補修工事)の計7工事でした。
 もう少しで工事が完了する現場もあれば、仮設工が完了してこれから本格的な施工に入る現場もあって、進捗率には差がありました。また、各現場とも整理整頓がゆきとどいており、チョット見では安全管理の面で不備があるとは気付かないほどでした。
 パトロール実施後、姫川監督官詰所で反省会を行い、参加者からパトロール結果を報告してもらい、安全対策の徹底を図りました。反省会では次のような報告がされました。
@各現場とも整理整頓がされている。
Aどの現場も安全掲示板が見やすくて良い。
B各現場とも避難場所の明示がされており良かった。
C現場内に設置されている梯子は固定するか、使用しないのであれば撤去すること。
D転石破砕時には周辺に破片が飛ばないよう注意すること。
E一人作業は行わないようにすること。
F現場内のコードリールが屋内用となっていたので屋外用を使用すること。
G重ダンプのエンジンが掛かっているのに、運転手が運転席に居なかったので今後注意すること。
H分電盤等屋外にある施設で鍵が掛かるものは必ず鍵を掛けること。
I作業箇所等の上方に存在する石等には十分注意すること。
 松本副所長からは以下の内容について話がされました。
@これから冬期に入り現場施工も大変となることから、計画どおり進まない場合も出てくる。そうした場合、工程表を現場事務所に掲示して、どの部分が遅れているのか工事関係者に判るように管理して欲しい。
Aさる10月9〜10日にかけて本局で(技)副所長会議が開催された。会議の内容は、相次いで老舗といわれる建設会社が民事再生法の手続きに入るなど建設業全体が厳しい状況におかれている事から、適正な利潤を上げてもらうために、現場施工に見合った変更積算を発注者として行っていくことと、現場代理人の皆さんと現場における問題点等について意見交換を行うようにとの内容であった。よって、近々、場を設けるので出席をお願いしたい。
B施行者の皆さんには、流域の安全・安心な暮らしを守るため、良質な社会資本の整備を進めてもらっているので、先程述べたとおり現場の施工実態を変更に反映することで応えて行きたい。
 最後に出席者全員で引き続き安全管理の徹底を図り、無事故・無災害で工事を完了することを確認してパトロールを終了しました。 
葛葉第2号上流床固工補修工事現場事務所前で工事概要の説明を受ける参加者
葛葉山腹工工事箇所の作業状況を確認する参加者
反省会の様子
※写真・「File Data」ボタンをクリックすると拡大写真・データを見ることができます。


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