アルプスSABO NEWS

Date:
2008/09/24
平成20年度松本砂防事務所建設労働災害防止大会を実施!!
  北陸地方整備局では、安全管理体制の整備及び労働災害防止対策の具体的活動の定着を図り、工事の安全確保を目的に平成元年度より9月の第4週を「建設労働災害防止週間」と定め、各種の取組を行っています。
  このような中で松本砂防事務所においても平成19年9月20日(木)PM2:00〜4:00にかけて松本文化会館において平成20年度松本砂防事務所建設労働災害防止大会を実施しました。
  本大会は、「工事施工にあたり、労働災害の防止に関する総合的な計画のもとに、工事の安全施工、労働者の安全衛生の確保、並びに第三者に対する安全を確保し、工事の円滑な遂行に寄与するとともに、安全施工技術の向上のために、工事を担う技術者の情報交換の場と新たな情報発信の機会に寄与すること」を目的として実施しているものです。
  大会では、松本砂防事務所工事安全対策協議会長のt神野事務所長の挨拶と大町労働基準監督署の佐藤労働衛生主任の来賓の挨拶と大町労働監督署管内で発生した事故事例として『トラックの逸走による挟まれによる死亡事故』、『伐倒木の下敷きとなっち死亡事故』などの事故事例の状況と原因・対策についての紹介がありました。 又、快適職場づくりとその効果についての建設工事快適職場推進計画認定申請書の紹介についての紹介もありました。
  松本砂防事務所の工務課長からは、平成20年における労働災害発生状況について報告がありました。
  これらの他に工事現場の安全対策の取組状況(大所第11号砂防えん堤その2工事:(株)笠原建設、安田収司氏)の報告や、第11回工事安全対策研究発表会についてなどの募集についての説明がありました。
  最後に今後の工事施工にあたり労働災害の撲滅を目指してスローガンの確認と工事安全宣言を採択し閉会となりました。
◆安全スローガン
1.安全は 気づいた人が責任者(標語考案者:(株)相模組 山岸勝治氏)
1.あわてるな! あせる気持ちが事故を呼ぶ(標語考案者:(株)高宮組 奥原一雄氏)
1.忘れるな 過去の災害・その教訓 活かして今日も安全作業(標語考案者:(株)笠原建設 小林安浩氏)

  大会終了後には、松本砂防事務所副所長(技術)より近年に発生した地震と北陸地方整備局の対応についてと題して新潟中越地震(H16.10.23発生)、能登半島地震(H19.3.25発生)、新潟県中越沖地震(H19.7.16発生)の支援内容と教訓を活かして創設されたTEC-FORSE(緊急災害対策派遣隊)がはじめて派遣となった岩手・宮城内陸地震(H20.6.14)、岩手県沿岸北部地震(H20.7.24)の際の支援状況などについて報告をしました。
松本砂防事務所建設労働災害防止大会の様子
松本砂防事務所工事安全対策協議会長の挨拶
TEC-FORSE(緊急災害対策派遣隊)の支援報告の様子
※写真・「File Data」ボタンをクリックすると拡大写真・データを見ることができます。


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