Date: 2008/09/02 H20松本砂防事務所『キャンプ砂防in松本2008』を開講!! ![]() 平成20年9月1日(月)PM1:15よりキャンプ生4名を迎えて、H20松本砂防事務所『キャンプ砂防in松本2008』を開講しました。 キャンプ砂防は、9/1〜9/5迄の五日間において砂防や防災を学んでいたり、又は感心のある学生を対象に、砂防事業に関わりの深い中山間地の生活体験を通じて砂防事業の役割、防災対策のあり方、地域生活の支援策など、その地域が抱える、さまざまな問題について学ぶ事を目的として実施しています。 多くの学生が都市で育ち、学ぶことが多くなっている昨今、我々の住んでいる北アルプス東麓地域のような中山間地域や、荒廃地を抱え、土砂災害に悩む市町村等の防災対策の実態に直接触れる機会が少なくなっています。 このような実情を踏まえ、学生の段階で真の中山間地域等における生活を通した体験ができる場を提供し、次世代の優秀な人材の育成を図りたいと考え、昨年に引き続き実施しているものです。今年も全国から4名の大学生が参加してくれました。 以下がキャンプ生が学ぶ大まかなカリキュラムです。 第一日目(9/1) 開講式、松本砂防事業概要の説明、現場見学(牛伏川フランス式階段流路工) 第二日目(9/2) 砂防工事現場体験(梓川出張所管内) 第三日目(9/3) 砂防工事現場体験(高瀬川出張所管内) 第四日目(9/4) 梓川上流の重荒廃地の視察 第五日目(9/5) 学習した内容、感想のとりまとめ、意見発表、閉講式 キャンプ砂防生の4名の皆さんが、この機会を契機に地域住民の方の安全・安心のために必要な公共事業のあり方、とりわけ砂防事業の必要性に深く興味を持って下さるようお願いしたいものです。 |
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