アルプスSABO NEWS

Date:
2008/08/21
H20北陸技術事務所との技術業務意見交換会を実施!!
  平成20年8月20日(水)PM2:00〜4:00にかけて松本砂防事務所の会議室において北陸技術事務所との技術業務意見交換会を実施しました。
  この意見交換会は、毎年、北陸技術事務所が実施している技術管理業務の成果の報告と今年度の課題などについての意見交換を実施しているものです。
  北陸技術事務所副所長の挨拶のあとに技術管理業務取組課題及び成果報告、北陸技術事務所の支援業務などについて説明・報告がありました。質問では、地すべりなどの計測においてロングスパン地表伸縮計とレーザー測距型地表伸縮計の説明があったが、それぞれの機器のメリット、デメリットはどうか?。防災情報共有化システムにおいてGPS付き携帯電話で写真を送付して見ると地図の位置が大きく違ったところにマーキングされたりしている。もっと正確な位置に落とすことが出来ないのか?。当事務所では、コスト縮減のため砂防ソイルセメント(INSEM)等を多く使用しているが、昨年より使用して積算している暫定歩掛かりによる積算では、NETISで公表しているm3当たり単価の半分近くとなっており請負者よりこれでは赤字になり施工できないという苦情が多い。これらについても再度、調査して欲しい。などとした意見も出ました。
  又、事務所のニーズ・要望では、当事務所管内は中部山岳国立公園内での事業が主で環境に対しての取り組みが重要である。北陸技術事務所では、ISO14001を取得して実践している北陸地方整備局唯一の機関でもあることより北陸整備局全体でNoxやCo2をこんなに削減していることを数値で示したりしながら公共事業全体の取り組みとしてP→D→C→Aを実行しながら組織全体の意識の高揚となるよう神通川水系砂防事務所の取り組み例などを参考にして簡単な作り込みをして欲しい。などとした意見が出されました。
  今後も北陸技術事務所とは、技術のニーズを踏まえて連携しながらより良い社会資本整備に努めていきたいと考えています。
技術業務意見交換会の様子
技術業務意見交換会の様子
技術業務意見交換会の様子
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