アルプスSABO NEWS

Date:
2008/08/04
平成20年度公共工事発注機関連絡会議が開催されました!
 平成20年8月4日(月)13:30〜15:30にかけて上越労働基準監督署が主催する平成20年度公共工事発注機関連絡会議が能生マリンホール(糸魚川市)で開催されました。本会議の目的は、建設業における労働災害防止対策の推進に向けて公共工事発注機関と労働基準行政を担う労働基準監督署が連携を図り、「墜落・転落」をはじめとする重篤な災害の発生を防止するために開催されているのもです。今年の会議より旧高田労基署管内と旧糸魚川労基署管内の発注機関合同による会議となり、23機関37名が出席しての会議となりました。
 会議の冒頭、主催者を代表して大島上越労働基準監督署長より「入札制度の見直しや発注本数の減少により建設業を取り巻く情勢は厳しいものがある。また、規制緩和により陸運業界の過当競争が激しくなったことを踏まえ、見直しが進められている。事故の関係では去る7月15日に上越市内で進められていたトンネル掘削工事で爆発事故が発生し、作業員2名が亡くなる死亡事故が発生している。事故原因等は警察で調査中であるが、トンネル工事のスペシャリストの建設会社が事故を起こしている。発注機関である皆様も十分労働災害が発生しないよう日頃から対応して頂きたい。」旨の挨拶がありました。
 続いて、宮島安全衛生課長より建設業における労働災害発生状況の説明、第11次労働災害防止計画の説明があり、本年7月には上越労基署管内だけで建設業における労働災害(休業4日以上)が12件発生しているので十分注意をして欲しいとの説明がありました。
 次に、町田産業安全専門官より発注者の安全配慮義務及び工事発注に当たっての配慮事項の説明がありました。
 最後に、参加した各発注機関より安全衛生確保に向けた取り組み状況の報告が行われ、無事故・無災害で工事が完了することを参加者全員で確認し会議を終了しました。
 
会議の様子
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