アルプスSABO NEWS

Date:
2008/06/29
千曲川・犀川・姫川災害情報協議会を開催!!
  平成20年6月27日(金)PM1:30からPM4:00にかけて長野県庁議会棟4F401号会議室において千曲川・犀川・姫川災害情報協議会が開催されました。
  千曲川・犀川・姫川災害情報協議会は、千曲川・犀川・姫川流域内の水害及び土砂災害の防止、軽減を図るために関係機関相互の情報の共有化及び災害時における連携の強化を推進していく目的で毎年、開催されているものです。構成メンバ−は、長野県、松本砂防事務所、千曲川河川事務所及びこの流域内に関係する市町村で構成されています。
  第一部として災害対策支援説明会が行なわれ北陸地方整備局防災対策官の野沢清氏と北陸技術事務所の防災技術課長の斉藤明氏により災害対策支援における基本的考え方や近年に出動した新潟中越地震、能登半島地震、新潟中越沖地震、岩手・宮城内陸地震などの支援状況や北陸地方整備局が保有して支援できる資機材の概要などの説明がありました。
  又、長野県が保有している排水ポンプ車(30m3/分の)の運用についても説明がありました。
  第二部は、災害情報協議会となり長野県河川課長の小平重登氏の議事司会のもとで長野県内のハザ−ドマップの作成状況や長野県の「地域防災力の向上に向けて」や松本市の「要援護者に配慮した自主防災組織の活性化に向けて」と題して自主防災に関する取り組みが紹介されました。
  その他としても須坂市避難勧告等に関する発令基準や千曲川河川事務所から河川情報の入手方法について説明がありました。
  松本砂防事務所からも流域内に活火山”焼岳”を有していることより火山活動が活発になったときに立ち入り禁止や避難を迅速に図れるよう空震計、弱震計、広域監視カメラ(CCTVカメラ、赤外線カメラ)の整備を岐阜県側の神通川水系砂防事務所、松本砂防事務所、気象庁、北陸地方整備局、国土交通省と連携して進めていることを紹介しました。
  今後も関係機関が連携して災害時には、迅速な強力、連携し被害に軽減できるよう連携強化を図って生きたいと考えています。
協議会の前に行なわれた災害対策支援説明会の様子
千曲川・犀川・姫川災害情報協議会の様子
千曲川・犀川・姫川災害情報協議会の様子
※写真・「File Data」ボタンをクリックすると拡大写真・データを見ることができます。


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