アルプスSABO NEWS

Date:
2008/01/21
平成19年度(第10回)工事安全対策研究発表会応募論文第一次選考会を実施!!
  平成20年1月18日(金)AM9:30〜12:00にかけて第10回工事安全対策研究発表会応募論文の第一次選考会を実施しました。
  この工事安全対策研究発表会は、H8.12.6に発生した蒲原沢土石流災害を教訓として、砂防工事等に従事する監督技術者や現場代理人及び専門的な知識を持った方々に参加していただき、砂防工事における安全確保についての事例や創意工夫などお互い情報の共有の場として平成10年度より毎年、開催しているもので今年でちょうど10回目となります。
  今年度は、応募論文が28編あり平成19年度、H20.2.6に開催予定である工事安全対策研究発表会に発表していただく論文を決定したものです。
  審査員には、大町労働基準監督署の岩国第一課長、新建新聞社の綿貫様、(財)砂防フロンティア整備推進機構の田畑研究所長、長野県の栗原砂防課長、北陸地方整備局の佐久間技術調整管理官、平田北陸技術事務所長、北陸建設弘済会の柳沢企画広報部長、植野松本砂防事務所長の8人で選考していただきました。
  選考に当たっては、事前に委員の皆さんに論文を読んでいただき各選考委員の持ち点100点を付与し点数配分については選考委員の自由として点数をつけていただきました。
  又、点数の他に発表していただきたい論文を推薦していただきました。これらの結果を事務局で点数の高い論文順に整理して、他の工事の見本となるもの。安全対策の効果が顕著なもの。創意工夫を凝らし常に安全対策への努力をしているもの。調査研究に基づいて効果的な安全対策をしているもの。砂防工事の安全の向上に貢献するもの。その他選考委員会において、優秀とみとめられるもの。と言う観点で総合的に判断して選考していただきました。
  今回、委員の皆さんの活発な議論の末、H20.2.6の工事安全対策研究発表会での発表論文7編を選んでいただきました。当日、発表内容等に基づき安全対策への取り組みが特にすぐれているもの、優れているもの、比較的すぐれているものを総合評価していただき最優秀論文、優秀論文、入選、奨励賞論文として第二次選考会を実施し表彰されることになっています。
  発表論文は、下記の通りです。
@災害関連緊急砂防工事贄川沢砂防えん堤工事における土石流安全対策について 清澤土建渇コ田直美氏
A浦川砂防えん堤群補修工事における安全対策の取り組みについて       椛竃ヘ組 平川 哲氏
B葛葉山腹工工事における長大法面掘削に対する安全対策について       且迺J商会北澤 淳氏
C日向山第7号床固工工事における安全対策について             鎌B刀組 岩本恭明氏
D小滝第3号砂防堰堤工事の無人化施工について               北野建設兜y澤恵二氏
E平川渓流再生工工事におけるリスクの削減について             椛竃ヘ組  西山義則氏
F葛葉第2号床固工災害復旧その1工事における安全対策について  創和ジャスティック建設 中村豊士氏
  平成20年2月6日(水)大町市「立山プリンスホテル」にて発表されますので多数の聴講をお願いします。

一次選考会での所長の挨拶の様子
工事安全対策研究発表会一次選考会の様子
工事安全対策研究発表会一次選考会の様子
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