アルプスSABO NEWS

Date:
2008/01/21
中信森林管理署と砂防・治山等連絡会議を実施!!
  平成20年1月17日(木)PM3:00より中信森林管理署において、「砂防・治山等連絡会議」を実施しました。会議は、当事務所から所長はじめ18名、中信森林管理署から署長はじめ17名が出席し、来年度の工事実施箇所及び調査計画箇所及び実施箇所等についてお互い説明し調整を図りました。
  当事務所が砂防工事をしている北アルプスの東麓となる梓川、高瀬川、姫川の上流域は、中部山岳国立公園内に位置し、その周辺は中信森林管理署が管理している国有林内でもあり、そのような地区で砂防工事をするために、森林管理署との調整が必要となります。
  このような事から、当事務所と中信森林管理署では毎年、連絡会議を実施して森林法や砂防法などに基づく事業の調整や法的手続きの確認などをしています。
  近年、地球温暖化による異常気候により局地的な豪雨が頻発し、全国各地で土砂崩壊による災害が増えています。このような中で、日本の国土の2/3を覆う森林について、森林を守り育てることは、国土を守り豊かな水を育み、良好な地球環境を形成し、様々な生物を保全し「美しい国、日本」の礎につながるという説明も森林管理署から受けました。
  森林を支え元気となるために必要な林業、山村の元気がなく必要な間伐の手入れが不足して危機的な状態を鑑みて各省庁が連携し実施している「美しい森林づくり推進国民運動」の展開について中信森林管理署が治山工事で積極的に間伐材を使用しての工事なとの事例もパワ−ポイントにより説明がありました。
  当事務所においても工事において間伐材の使用を呼びかけたり使用に取り組んでいるものであるが、もっと使用していくために林野庁として持っている間伐材の製品リストや使用事例などについて情報を提供して頂くことになりました。
  今後もこのような連携会議を実施しながら『地域が安全で安心できる美しい地域』となるよう各事業機関とも密な調整を図りながらお互いの事業の進捗に努めて参りたいと思います。
中信森林管理署長の挨拶の様子
松本砂防事務所長の挨拶の様子
砂防・治山等連絡会議の様子
※写真・「File Data」ボタンをクリックすると拡大写真・データを見ることができます。


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