アルプスSABO NEWS

Date:
2007/12/06
蒲原沢土石流災害の慰霊と安全パトロールを実施!!
  平成8年12月6日蒲原沢において土石流が発生し、折から災害復旧工事に携わっていた松本砂防事務所(旧松本砂防工事事務所)、中信森林管理署(旧松本営林署)、長野県の工事に携わっていた作業員の方が巻き込まれて14名の方が亡くなるという痛ましい災害が発生しました。
  平成19年12月6日(木)AM10:30に松本砂防事務所安全対策協議会の役員と姫川地区・姫川監督官地区の会員にて亡くなられた方々に二度とこのような痛ましい災害を繰り返さない事を誓い献花と慰霊をしました。
  その後、小谷道の駅の会議室に移動してAM10:45〜11:45にかけてH8.12.6蒲原沢災害から10年〜教訓として何がかわったか?と題して副所長(技術)より安全管理費の拡充による土石流発生の予知・予測手法の取組み、警戒・避難体制のあり方、松本砂防事務所工事安全施工管理研究会による各現場での安全対策や創意工夫の情報を共有を図る発表会の開催の開始、全国の土砂災害防止推進の集いにおいて砂防関係工事安全管理技術研究発表会や砂防関係工事現場代理人の会などによる情報交換の開始、危険な箇所において有人施工と同様な品質、規格、機能を追求している無人化施工技術の開発や事例の紹介などの説明をして二度とこのような災害を起こさないよう皆で確認しました。
  午後、出席者全員で工事中の葛葉第2号床固工その1工事、葛葉第2号床固工その2工事、葛葉下流第1帯工工事の安全パトロールを実施しました。最後に、安全管理を十分行い無事故で所定の工事を完了することを参加者全員で確認して終了しました。
蒲原沢土石流災害の献花と慰霊
H8.12.6蒲原沢災害から10年〜教訓として何がかわったか?と題しての説明の様子
安全パトロールの様子
※写真・「File Data」ボタンをクリックすると拡大写真・データを見ることができます。


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